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少年の目を通して「沖縄戦後史の空白」をはじめて描く

 沖縄戦をリアルに描いた映画『GAMA 月桃の花』。その続編として製作された『MABUI』は1945年から1950年の沖縄を舞台にその時代を生きた少年たちの体験を通じて「自立」を見だす物語です。
 あまりにも悲惨な戦争の爪あと、急速に進む米軍基地の拡大、うちひしがれた大人たち、何もかもを失い、ゼロから始まった収容所、そして闇市での生活。そんな中でも少年はありのままの現実を受け止めつつ明るくひたむきに、ときにはしたたかに「夢」を抱いて毎日を生きていました。
 そこには今の時代を生きる少年たちが見失ってしまったものが輝きあふれていたのです。



映画
製作・音楽:海勢頭豊
監督:松本泰生
製作:ジージーエス
(カラー96分)

 マブイとは沖縄の言葉で魂、あるいはゆるぎない真心(精神の核)を意味しています。
 沖縄人が本来守ってきた「平和」で自然とともに生きる理念がそこにあります。





ものがたり
 沖縄戦末期、沖縄本島北部山原(ヤンバル)、飢えをしのんで待っている妹のために食料を探していた金城清秀(14才)は津波古武輝(15才)と出会う。妹は死に、ほどなく米軍に捕らえられた二人は収容所へ。
 そこで清秀は離れ離れになっていた母と祖父に再会する。米軍に土地を接収されて、もはや帰るべきところがない金城家はコザの闇市の片隅から家業である断髪屋を再建しようとするが・・・

出演/笠原 秀幸、新田 亮、江川 雄未、
     美保 純、永沢 俊矢、馬渕 英里何、
     名嘉真 慧、田盛 鈴乃、島 正廣、
     吉田 妙子、平良 進



お問い合わせはこちらから 海勢頭豊のライブハウス「エルパピリオン」 映画「MABUI」ホームページ