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上映会の感想 ------------------------2003年4月19日〜5月25日

 胸がはりさけるようでした。
 私は戦後っ子で戦争そのものは体験していませんが、体験した人はきっとこの映画を観る事にたえられないと思います。戦争の話をしない身内やまわりの老いた人たちの心が若いときはわかりませんでしたが、今だと、とても、とてもわかりました。
 今の若い人たち、子どもたちに私たち大人はもっと伝えるべきだと、この映画は教材の一つとしてぜひ、役所、学校でも鑑賞できるように運動してください。

 今回、この『GAMA 月桃の花』を観て本当に感動しました。
 戦争のために何人もの人が死んでしまい、とても心が痛くなりました。自分の家族が全員死んでしまった主人公は本当にかわいそうで、もし、私も同じような現状にあったら、絶対に苦しく悲しい気持ちでいっぱいになると思いました。
 戦争は、今回の映画を観て改めて、絶対にしてはならないものだと思いました。お国のためと思うなら死者を増やしてはいけないという見方で考え、戦争はやらない、という方向に目を向けた方がいいと思います。

 この映画で戦争のことがよくわかりました。
 戦争のために何人もの赤ちゃんやお年寄りたちが亡くなったと思うと戦争は何のために起こったのだろう思いました。映画の中で「天皇陛下ばんざい」と言って死ぬように言われていたけど、戦争を起こした天皇は本当に人々に「ばんざい」と言われるようなことをしたのかな? と思いました。

 戦争の悲惨さがとてもよくわかりました。
 特に沖縄は日本で唯一地上戦になり、多くの関係ない人が死に、今でも米軍基地があって、騒音や米兵の事件で苦しんでいます。
 映画を見て戦争はとても恐いもので、二度と戦争を起こしてはダメだと思いました。

 日本兵がひどかったと思った。関係ない人たちが死んでかわいそうだと思った。方言をしゃべったらスパイだとか、無理やりだな、と思いました。「戦争ってこんなに人間をかえてしまうのかなぁ」と思ってびっくりしました。

 今日の月桃を観て沖縄戦のことほんとうによくわかりました。
 私はバレエ「ひめゆり」公演で「月桃」を踊るのですが、この映画を観てなんか踊りづらくなりました。本も読んだのですが本では感じなかったことが映画を見て言葉では書けないすごい何かを感じました。ぜひ、この映画はいろんな人たちに見てもらいたいです。つぎは家族の人にも見てもらいたいです。

 戦争とは言うまでもなく、地球上に起こしてはいけない。持論はどうであれ、失われたすべてがいとおしい。しかし、その場に居た人々は精いっぱい生き延びてきたと思います。この辛さは二度とないように私たちは心せねばと思い、子や孫、また友と話し合いたいと思います。

 初回以来、約7年ぶりに見ました。いい作品です。今回は小2の息子を連れてきました。そろそろ理解できるだろうと判断したので…。帰宅後、今日の映画のことで会話もしてみたいと思います。

 とてもためになったと思います。でも、同時にガイドを続けていく自信もなくなってしまいました。私は戦争のない時代に生まれました。戦争の「せ」の字も知りません。それなのに、この出来事を口にしていくのを疑問に思ってしまいました。
 私たちは学ぶことはいくらでもできます。でも理解することはできません。理解することは体験しなければできないと思っているからです。
 私はガイドをしていますから修旅生の子どもたちに戦争のことを話します。でも、やっぱり聞いてくれません。私自身が知らない事を話して生徒が聞くはずがないですよね。この映画を見ることによって、私自身の矛盾が浮き彫りにされた気がします。しかし、「伝える人がいなければ伝わることも伝わらない」ということも知っています。
 きっとつまづくこともあると思いますが、その時はこの映画を見た時の気持ちを思い出し頑張ってみたいと思います。
 なんだか意味がわからなくなってしまいましたが、私たちに真実を伝える映画を見る機会を与えてくださった皆様方に心から感謝します。

 初めてこの映画を見ました。一言では語りつくせない程の悲しみや苦しみが交じり合った衝撃を受けました。思わず涙が流れ出した場面がいくつもあり、止まりませんでした。
 また、同じ日本人の手によって殺されたハワイ帰りの人は、なんとむごい死に方だろうと思いました。
 お国のために命を捨てる事が「大和魂(やまとだましい)」だという間違った教育を受けて育つと、ここまで人は鬼になれるものか、とあらためて実感し、又、戦争は人間じゃなくするという事がわかりました。

 すごく感動しました。というか、とても胸が苦しいです。なんとも言えない悔しさと悲しさが溢れました。戦争を知らない私たちの世代にもっともっと知ってほしいことがたくさんあるんだな、と感じました。
 見ている人一人一人が涙して感じたことや思ったこと、それぞれちがうと思いますが、その気持ちを忘れずに何かの形で次の世代に伝えて、二度と戦争を起こさないようにしていきたいな、と思いました。


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