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上映会の感想 (一部抜粋) -----------2004年2月8日 川崎麻生市民会館


GAMA 月桃の花』の感想


 涙ばかり出て・・戦争は何があってもどんな理由をつけてもやってはいけないことを再確認しました。また観たいです。

 今のイラクとダブって映り本当に胸が痛くなりました。とても悲しく苦しい出来事で言葉も出ないほどです。でも勇気をもって声(平和)をあげていきます。

 学校でこの映画を一度観たことがあります。その時「ふーん大変だったね」とか軽い気持ちでしたが、この一年沖縄戦のことを学び考え、戦場となった地を踏み、そして証言者の話も聞きました。イラク戦争が行われている今、戦争とは間近にあるものと感じている時、またこの映画を観ました。この映画を観て“命どぅ宝”の重みを感じました。“命どぅ宝”本当にそうだと思います。無意味な命などない、とあらためて感じました。戦争は“人を人でなくする”赤ちゃんが泣いていたけど目にもとめず情が無くなってしまう、本当に悲しい。このことが二度と訪れないように、命どぅ宝を大切にしていきたいです。

 今の時代を戦時にしてしまった日本を映画を観てあらためて戦争のおろかさを感じました。人が人を殺し自分だけが幸せになるというバカさかげんを、日本に住む一人一人が考えていかなければなりません。

 真実を伝える数少ない映画だと思います。今回で二回目ですがあらためて色々考えさせられました。もっともっと色々な人に観て欲しいと思います。

 とても重く悲しく一言で感想は書けません。日本兵の“大和魂”が怖くて仕方がありませんでした。道を誤らぬよう一人一人が自分の頭で考え、行動していかなければならないと強く感じました。

 年に二回は来沖しています。ガマにも入った事があります。このような実録を含む映画は戦争の悲惨さを学ぶにはとても良い教材になると思います。来沖するまで全く興味がありませんでしたが、ひめゆり資料館で衝撃を受けて以来、文献と実際に来沖するたびに観光名所ばかりでなく、傷跡を巡って行くことをこれからも続けます。

 5・15の沖縄平和行進に参加してきました。学習会の一つでガマに入り電灯を消して当時の様子を体験しました。ガマの中での生活が想像しようにも出来ず、映画を見て改めて戦争の悲惨さを痛感しました。 

 戦争体験を踏まえた映像とはいえ、とてもリアルで胸を打つものでした。出演者の演技を越えた迫力を感じました。戦争の捉え方を示す方法として、多くの方に見てもらえることを期待します。被害者であり加害者である日本の歴史を正確に伝える事をもっとしっかりしていかなければと感じています。



MABUI』の感想

 ずっと平和・反戦について考えてきたが、親になってまた感じるところがある。誰が死ぬのもいやですが、子どもが死ぬのはいやですね。

 希望が持てる終わり方で救われた気がします。現実は厳しいのでしょうが、これが最後で良かった。

 戦争が終わっても米兵は自分勝手だったんだ・・・きっと終わってからも生きていくのは大変だったんだと思う。

 戦争が終わっても、戦争の傷跡・基地は残っている。軍隊を持つことはできないはずなのに、その軍隊に守ってもらうという事はどういうことなのか。まったく理解できない。悔し涙さえ出てくる。

 沖縄の怒り悲しみが詰まった映画でした。マブイと体が切り離された現実を何とかしなければ、強さと明るさと希望をもち続けて行きたいです。

 あの頃の若者も今は熟年、どの時代にも若い力を信じ前向きに生きる力を側面から支えるのは大人の責務です。それが今は肝心の大人のMABUIが萎えていると思います。大人こそ真の生きる力を身につける必要があると強く感じた映画でした。

 皆それぞれ悲しみを抱えながらも明日の事を思い、沖縄の事を思いながら生きていく姿に心を打たれた。映像も素敵で沖縄の魅力がわかったような気がする。



コンサートの感想

 お店と比べると清聴という感じでちょっと淋しかった。このようなライブやCD購入などの機会がもっと沢山あると良い。やはり、「反戦・平和」の取り組みはヒステリックな反戦だけでも、ロマンチックな平和だけでも成り立たない。命の豊かさ、楽しさ、熱さに裏付けれられたものでありたい。その熱と冷静さの両方の大切さ思い起こさせてくださる海勢頭さんの歌が好きです。

 素朴な旋律に心が和みます。私も邦楽を少し手がけていますが、 音楽が人々の心の掛け橋になり、和をもって呼び掛けたら地球上からきっと戦争という仕業がなくなると思っています。

 2回目です。今回はお話も伺えて、沖縄の方たちの深い思いに触れることができました。もっともっと考え行動に移していかなくてはと思いました。

 海勢頭氏の思想・情熱・行動力・実力・才能に驚いた。素晴らしいコンサートだった。コンパクトな構成で印象深く説得力がある。反戦の活動は今後も続けて欲しい。

 素晴らしかった。ありがとうございました。沖縄の心に触れることができました。広い海が浮かび、歴史に根ざした心を感じる事ができました。ありがとうございました。紹介してくれた友人に感謝します。

 暖かい歌い方でいつまでも聞いていたい、と思いました。自分の心が穏やかになっていくようでした。本当に戦争は嫌です。これからも機会を見て参加したいと思います。知的ハンディのある娘も静かに聞いていました。

 この映画ができたとき今のような世の中になるとは思ってもいませんでした。コンサートで沖縄の戦後・歴史を振り返り、GAMAそしてMABUIがより深く観る事ができました。今日、沖縄から力をもらい頑張らなくては。

 特に「月桃」の歌は心の中に染み込んできました。そして海勢頭さんのお話を聞きながら行動を起こすことの大切さを実感しています。私が平和に関心を持つようになったのは仲里さんという沖縄のミュージシャンの歌を聞いてからでした。彼の「HEIWAの瞳」を聞いて何かできることはないだろうかと常に考えています。今日ここへ来て、最初のあいさつで「個人の集い」でここまでやってきたとの言葉に、集まればこのような素敵な企画もできるのだと思いました。私にもお手伝いできたらどんなにいいか、と。今日はとてもすてきな時間を過ごさせていただきありがとうございました。 

 海勢頭さんのことも「月桃の花」のことも何度か聞いておりましたが、自分の抱いていたイメージとは大きく違い、いっぺんに大ファンになりました。年代も近い(昭和17年生)せいか、考え方も近く、もっと早く知りたかったと後悔しています。

 久しぶりにアコースティックの良い音楽を聴きました。最近はどこも音量が大きすぎてへきえきしていたので素朴で心が洗われました。皆に広めたい歌です。


お問い合わせはこちらから 海勢頭豊のライブハウス「エルパピリオン」 映画「MABUI」ホームページ