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上映会の感想 ----------------------------------- 2004年7月16日



 戦時中の辛くて怖い中でも、助け合って必死に生きようとする姿に感動しました。しかし、一方では人間とは思えないような残虐なこともリアルで、言葉を失いました。同じ人間なのに殺しあっている戦争。何の罪もない人達が死んでいく戦争。正義のため、お国のためと戦争をやる意味はなんだろう。私は無意味だと思う。だって、戦争をして残るものは、たくさんの人の死と心の傷だけだと思うから、今でも世界では戦争をしている国がある。私は、普通に暮らしているけど、戦争をしている国では、今日の映画のようなことが目の前で起こっているのだと思います。それを考えると、とっても怖い気持ちになるし、普通に暮らせる今を大切にしなければいけないと思う。今日は改めて戦争をしてはいけないと思いました。そして、いつの日か戦争がなくなって、世界中の人が仲良くなれたら、すごくいい未来がくると思いました。

 今日、この映画を観て12月の沖縄修学旅行をただの旅行としてではなく辛い戦争を乗り越え、強く生まれ変わった場所なのだといういう考えで見て回ることができるようになりました。
 僕達は今、着るものも食べるものも寝る場所も十分すぎるほどなんでもあると思います。大切な家族だっているし、好きなことを好きなようにやることもできます。そんな僕たちの今も、その時代の人たちのたくさんの苦労、努力、我慢があったからこそだと思っています。同じことを何度も繰り返さないようにするために、僕たち一人一人にできることは、何かよく考えて、これからの生活を意識していきたいなぁと思いました。
 それから、健康で楽しく充実した毎日を送ることのできている今を大事にしていきたいと思います。

 私は今日の映画を観て、戦争の恐ろしさや悲しさ、人の命の大切さを改めて実感しました。
 総合の時間に戦争についてやって、日本兵が子供や女の人に銃を突きつけたというのは知っていたけど、実際にやっているのをみて、同じ日本人なのに、自分の命のためにそんなことをするなんて、びっくりしたし、悲しい気持ちになりました。それと、生きるために、他の人の命を犠牲にしたり、罪のない人たちが何万人も殺されて、戦争は二度と起こってはいけないものだと思いました。
 だけど、それとは反対に、みんなで助けあいながら、必死に生きている人たちを見て、命の大切さや、そんな人たちの心の暖かさにとても感動しました。
 これからどんなことがあっても、二度と戦争などをしてはいけないと思うし、命をそまつにしてはいけないと思いました。私は平和な時代に生きていけるけど、昔こんなことがあったということをしっかり理解して、忘れずに生きていきたいと思いました。

 戦争はどんな人の命も奪ってしまうとても残酷なものだと思う。私はこんなことは絶対に起こってほしくない。
 沖縄の人々は語っても語りきれないほどとてもつらく苦い思いをしたに違いないと思う。私は経験がないからほんの少しのことしか知っていないと思うが、人間の肉からウジがわいたり、爆弾がふってきたり、沖縄戦は思わず画面から目をそらしたくなる光景でした。しかし、画面に映る沖縄の人々は懸命に生きようとしていた。若い命を必死に守っていた。もし、私が同じような立場だったらつらさを乗り越えていけないかもしれない。だから頑張って毎日を生きていた人々は本当に強く美しい心を持っていると思った。
 沖縄はきえいな海や空があるだけでなく、残虐な戦争が歴史に残っていることに改めて気づかされた。修学旅行では実際に戦争のおこった地を眼をそらさずに見つめ、世界中でおこる戦争について考えていかなければならないと思った。

 気持ちがグラッと揺れた。あまりの悲惨さと、同じ日本人同士のやることか? というような行動にショックを受けた。資料を見てある程度は分かっていたが、ここまで醜いとは、実際にその場で見ていたら、それこそ本当に狂ってしまうのではないか、そう思った。
 この戦争で24万余人もの人々が死んだ。「正義の戦争はない」その通りだと思った。戦争に正しいとか間違っているとかはなく、人々を苦しめ、悲しませる、本当にただそれだけだと思った。映画の中で言っていた。「生きながらの地獄」のように多くの、本当に多くの人間に地獄を見せた。この「GAMA 月桃の花」に描かれた沖縄戦、まさにこれが戦争というものの正体だと感じた。そして、このような過ちを二度と起こさせないようにするのが、僕達のやらなければいけないことだと思った。

 私は最初、戦争の映画を見ると聞いていてすごく嫌だなぁと思っていました。なぜなら、中学の時にやった総合の授業で戦争について一年間調べて、戦争がどれほど怖いか知っていたからです。
 毎日毎日、防災頭巾をかぶって何キロも歩き続けて食べる物も粗末で、十分な栄養も取れず、戦闘機が頭の上を飛ぶと体を丸めたり伏せたりして怯えながらの生活。どんなに良いと思う場所を見つけても、すぐに兵隊に追い出されてしまう生活。やっと見つけたガマでも自由になれるわけではなく、子供が泣いてしまうのはしょうがないことなのに黙らせないと殺されそうになり、けがをしても十分な手当もしてもらえない生活。
 どれもこれも、今の私たちには考えられないことばかりだと思います。その時代に生きた人たちの気持ちを分かることはできないと思います。でも、私たちには二度と戦争を起こさないようにすることはできると思います。

 私は「GAMA 月桃の花」を観て強く思いました。なぜ戦争などあるのか・ なぜ普通に暮らしてきた人々が巻き込まれなければならないのか?と。戦争が生むものは何ですか、人の死体と後遺症だけですか? こんなこと、二度と繰りかえしてはならないと思いました。
 一緒に暮らしてきた家族が、一人、また一人と死んでいく、最後には一人ぼっちになる。そんなのいやです。でも、その場ではあったと思います。どれだけつらく、どれだけ苦しかったでしょうか。今では、沖縄の人たちの平和と幸せを願うばかりです。
 映画を見終わって、帰宅しようと友人と自転車をこいでいるとき、ふと思いました。こうやって、今日暑いね、とか、風が涼しいねって友人と何気なく話し合えるのは、今が平和だからこそできることなんだろうなって。戦争に巻き込まれた人々のご冥福をお祈りし、沖縄の人たちのこれからの幸せを強く願います。

 この映画を見終わって最初に思ったことは、今の日本が本当に平和で良かったことです。しかし、実際はまだ世界中のいろいろな場所で戦争が繰り広げられているのが現実なので、とても辛く悲しく思います。戦争をして得られるものなんて何一つもなく、大切な人の命やものばかりが失ってしまうだけで、結果的に何も残らないことだと、今日の映画を見て改めて感じました。それでも戦争最中に何も関係のない人たちが、どこかに隠れて毎日を必死に生きていたなんてことを考えると、とてもすごいことだと思いました。生き延びる中、途中で家族が死んでしまうという辛いことがあっても、それでも、一生懸命に生きている人たちの姿が一番印象に残りました。あの頃はにはろくに食べられるものもなかったのに今では、たくさんの食べものを食べられるなんて、とても幸せに思います。もう二度とあんな悲劇がおこらないことを心から願っています。戦争で、もう誰一人死んでほしくないです。




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